リーマンショックから投資を学べ!①~リーマンショックとは~

『リーマンショック』と聞くと”世界的に経済がヤバくなった出来事”くらいのイメージしかわかない方が多いでしょう。

10年も前の話だから自分には関係ないと思う方もいるかもしれませんが、実はなぜ投資の勉強が重要なのかを知るためのヒントがリーマンショックの歴史には詰まっています。

今回は再び起こるであろう金融危機に備えて、あなたが将来のために今できることは何かについてお伝えしようと思います。

リーマンショックってなに?

リーマンショックの「リーマン」とはサラリーマンのことではなく、世界的に有名な超大手の投資銀行『リーマン・ブラザーズ』のことです。

リーマン・ブラザーズは世界第5位の会社規模を誇り、当時は日本の大手銀行が結集しても勝てないほどのレベルだったと言われていました。

リーマンショックとは、そのリーマン・ブラザーズが倒産したことで世界規模の経済危機が起きたことを指しています。

ではなぜそれほど大きな会社が倒産してしまったのか?それはアメリカに住宅バブルをもたらした『サブプライムローン問題』に原因があります。

ハイリスクハイリターンでも大金持ちになりたい!

リーマン・ブラザーズはもともと綿花の取引をメインにしていた会社ですが、綿花取引会社として成長し、のちに金融業界へと進んでいきました。

そして金融業界でも会社を大きくすることに成功し、アメリカ国内では第4位、世界レベルでは第5位の大企業へと成長しました。

この時点でも大成功したと言えますが、金融業界の上には「ゴールドマン・サックス」や「モルガン・スタンレー」といったライバル会社がまだいたのです。

リーマン・ブラザーズは業績を伸ばして更なる高みを目指すべく、ハイリスクではありますがハイリターンな商品に手を出しました。

それが2008年に起きた世界経済崩壊の引き金となる『サブプライムローン』です。

サブプライムローンは簡単に説明すると、収入が少ない人でも家が買えるように組まれたローンのことです。

このローンのおかげもあって住宅の需要が増え、値段はグングン上がって住宅バブルが起こり、リーマン・ブラザーズはさらに大きな富を築きあげていきました。

しかし、もともと無茶な設定で組まれたローンであったため、少しずつローンを返せない人が出てきて、ハイリスクハイリターンな商品に亀裂が入り始めます。

(サブプライムローンの分かりやすい解説は次回の記事でお伝えします。)

そして全てが崩壊した…。

バブル経済で本来の価値を超える価格がついた住宅ですが、小さな亀裂がやがて小さな不審をよび、それが徐々に広まって、2007年とうとう市場の住宅価格が一気に下落して住宅バブルは崩壊してしまいます。

これによってサブプライムローンに莫大な資金を投入していたリーマン・ブラザーズは大打撃を受けて、日本円で60兆円を超える借金を抱えることになりました。

この借金は世界のリーダー的立ち位置にいるアメリカでさえも助けることができないレベルで、2008年にはリーマン・ブラザーザは倒産してしまいました。

サブプライムローンは一時的にはリーマン・ブラザーズに富をもたらしましたが、最終的には会社の倒産のみならずアメリカ経済、果ては世界経済への大損害をもたらしてしまったのです。

次回の記事では経営破たんの引き金となったサブプライムローンと一般的なローンの違いについて解説します。

【近日公開予定】